alice1923miller

アリス・ミラー_bot@alice1923miller

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アリス・ミラー(Alice Miller、1923年 - 2010年)約20年間の精神分析の経験、研究から、躾や教育という名の暴力が人に社会にどのような影響を及ぼすかを示した著書「魂の殺人」などから、言葉をつぶやきます。

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別の伝記作家ルドルフ

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2016年12月23日(金)

alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

別の伝記作家ルドルフ・オルデンも、その評伝(1935年)中ヒットラーの学校での成績のことを次のように述べています。「急に彼はやる気をなくし、出来も悪くなった。…

09:10:50
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

私たちは子どもに向かってまるでなんでもない事のように、父親による絶対王制の中で素直で正直にふるまい、ただし同時に父親の言葉には従順であり、よい成績を取り、父親に逆らわず常に自分の義務を果たすことを要求してしまうのです。

08:10:53

2016年12月22日(木)

alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

いかにもありそうなことですが、この箇所を引用している伝記作家コンラート・ハイデンはこの引用の後に、次のような所見を書き込んでいます。「つまり幼い偽善者というわけだ。」…

23:10:50
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

「…いつまでも父の言う事にすぐに逆らう必要はなかったのである。私自身の固い決意、役人になどなるものかという決意だけで私は完全に気持を落ち着かせる事ができた。」『わが闘争』(伝記作家コンラート・ハイデン、1936年、16頁から再引用)

22:10:52
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

『わが闘争』の次の箇所が真の事情を物語ってくれているかもしれません。 「私は自分の意見をしばらくの間我慢しておく事ができた。…」

21:10:47
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

したがって、後にヒットラーが職業の選択に関して自分は父親に公然と反旗を翻したのだと述べたのは、後から行われた潤色であるわけですが、しかしそれはヒットラーが卑怯者だったからそうしたのではなく、彼の父親は決して話し合いなどに応じてくれない人だったからなのです。

20:10:52
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

自分以外の人物の気分によってあまりにも完全に自由にされてしまう状態を味わわされたアドルフ・ヒットラー(だけではありません!)のような人にとって、偽りや、学校での成績の悪さは時に、自立性のかけらを秘密裡に発揮する唯一の機会なのです。「魂の殺人」

19:10:46
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

それに、嘘というのは時としてあんなひどい父親のもとで生き延び、自分の尊厳の残りの部分を救うための、たった一つの手だてなのでありますまいか?(「魂の殺人」--アドルフ・ヒットラーの子ども時代--)

18:10:51
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

こういう事情を考えに入れれば、伝記作家たちが一人残らず幼いアドルフに考えられる限りの罪を押しつけ、ことに、怠惰、反抗的、嘘つきであると決め付けたがっているのもうなずけます。しかし一体生まれつき嘘つきの子どもなどいるものでしょうか?

17:10:49
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

ある女教師が話してくれたのですが、彼女のクラスでも何人かの子どもたちは、ホロコーストのテレビを見た後で「だってユダヤ人が悪いことしたに決まってるじゃない、そうでなかったらあんなふうに罰を受けるわけないもの」という意見だったそうです。

16:10:52
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

多くの人にとって、残虐行為の対象となるのはほとんどの場合罪なき人々だという悲しい真実を受け入れるのは大変難しいようです。すでに小さな子供の時から、教育という名の虐待を自分の過ちに対する罪であると教わっているのですから、無理もありません。

15:10:49
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

子ども時代の運命に対してはそれを受け入れる以外のことは不可能であって、人は過去の真実と折り合って暮らすか、さもなければそれを完全に否認し、それによって他の人を苦しめることになるかのどちらかしかできないのです。

14:10:53
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

これこそアロイスがあれほど苦しい思いをしてあきらめねばならず、子ども時代の運命は決して変えられないため、一生の間あれほど努めたにもかかわらず手に入れられなかったものではなかったでしょうか?

13:10:54
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

母親が貧しさのゆえに子供を他人に渡さねばならぬこともなければ誰が父親かを知ってもいるとは(しかもその父親を毎日身体的に、それも一生忘れられないほどはっきりと持続的な形で感じさせられていたわけですが) 。

12:10:52
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

しかしこの幼い少年はただその存在一つによってどれほど抑え難い無意識の嫉妬をアロイスのうちに引き起こしたことだったでしょう。「法的に完璧な」摘出子、それも税務官史の息子として生まれ、…

11:10:50
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

私がこの話をここに引いたのは、アロイスの乱暴を私がどう解釈しているかをわかっていただくためです。しかしどういう事情があるにしても、アドルフが、日々脅かされ、一種の地獄の中で生きていたこと、終わりない恐れと本当の精神的外傷に囲まれて暮らしていたことに変わりはありません。

09:10:49
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

受話器の向こうの声は本当は誰を殴りたいのですかと尋ねたそうです。自分でもびっくりしたことに彼女は知らぬ間に「私自身を」と答え、泣き崩れてしまったのでした。

08:10:55

2016年12月21日(水)

alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

続けて彼女は、もうだめだと思った時に、テレフォン・サービスに電話をかけた話をしましたが、アメリカにはそういう状態に陥ったお母さんのためのサービスがあるのでしょう。

23:41:15
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

一人の母親は、ある時どうしょうもなく子どもの泣き声に我慢がならなくなって、赤ん坊をベットからひっつかんで壁にぶつけてしまったと語りました。彼女のその時の絶望的な気持ちは、見ているわたしたちにもとてもよくわかったのです。…

22:41:01
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

この種の強迫の背景を理解するために、ここで一つの例となるお話を申し上げましょう。アメリカのテレビ番組で、ある若い母親たちの治療グループが紹介されました。この人たちはその番組で、自分たちが、赤ん坊に手をかけた時のことを話していました。…

21:41:04
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

明らかに彼は、この子どもに自分の子ども時代の屈辱と痛みを引き受けさせようとする強迫に支配されていたのでした。

20:41:04
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

これと類似の場面はいく度となく繰り返されるのですが、そういうものを読んでいますとアロイス(ヒットラーの父)はまるで、自分の子ども時代に受けた屈辱を繰り返し息子に叩き込んでいるかのようです。(「魂の殺人」--アドルフ・ヒットラーの子ども時代--)

19:41:06
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

「…私が誇りで顔を輝かせながら「お父さんは僕を三十二回もお打になったよ!」と知らせに行った時、母は私の頭がおかしくなったと思ったものだ。」(J・トーランド、30頁)

18:40:57
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

「…それで私はその次殴られることがあったら、絶対声を出したりしないぞと決心したのだよ。実際そういうことになったとき---まだはっきり覚えているがね、母が部屋の外に立って心配そうにドアからのぞいていたよ---私は一打ち毎に父と一緒になって数えたものだ。…」

17:41:11
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

「…ヒットラーは後にヘレーネ・ハンフシュテングルに「この出来事を忘れるのにはかなり時間がかかった」と打ち明けている。ずっと後になってヒットラーは女秘書の一人に、ある冒険小説の中に、痛みを表に出さないのは勇気ある証拠だと書いてあるのを読んだ話をしている。…」

16:40:58
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

「…老紳士は今回は鞭に手を伸ばさなかった。その代わりに彼は大笑いをして妻を大声で呼んだ。上がってきてこの「ローマ人みたいな格好をした子」を見てごらんと。しかしこの嘲りは息子にとってどんな体罰よりもこたえるものであった。…」

15:41:07
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

「…夜になって少年は天窓から逃げ出そうとしたのだが、隙間が窮屈だったので着物を全部脱いでしまった。ところがちょうどそこへ父親の階段を上ってくる足音がしたため逃げ出すのをあきらめ大慌てで裸の体をテーブルかけで隠した。…」

14:41:02
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

「尊敬すべき人物」の「無愛想な外見」と呼ばれるものは彼自身の子供にとって真正の地獄であり得るのです。その良い例をJ・トーランドからもう一度借りてきましょう。「極端に反抗的なある時期アドルフは、家出を決意したことがあった。しかし父がそれに気づき、彼は天井に近い部屋に閉じ込められた…

13:41:04
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

そればかりかスミスという人は、アロイスが「人間の権利に対する真正の敬意と、その擁護のための衷心からの配慮を示していた」と述べています(シュティアリン、 30頁) 。

12:41:01
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

「…すべてのことがらに通じ、いかなる場合にも決定を下すことのできる人物であった」 。アロイス・ヒットラーの墓碑にはこの元税務上級事務官の像が刻まれているが、その像はきっぱりと視線を上に向けている。 (J・トーランド、 34頁から再引用)

11:41:25

2016年12月20日(火)

alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

アロイスの死後、リンツ『日報』は1903年8月1日付で追悼文を掲載しましたが、それによると「時に荒いことばが口から漏れることはあったが、無愛想な外見には善良なこころが隠されていた。正義と公正のため彼は常に全精力を傾けた。… 」

23:11:14
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

大変面白い事にイエッツィンガーもユダヤ人に対する「政治的憎悪」がフランクの報告の後父および家族に対する「個人的憎悪」に「変身」したのだと考えています(イエッツィンガー、 54頁参照)

22:11:15
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

これほどの憎しみは私の経験から言って間違いなくその人の子ども時代の経験という暗闇にその根を持つものです。

21:11:14
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

父親に対するこれほどの憎しみが、大人の単なる頭脳から生まれることはあり得ません。「知的な」反ユダヤ主義から来るはずは決してないのです。

20:11:14
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

「 1938年5月、オーストリア併合のほんのいく週間後に、ヒットラーはドレルスハイム村およびその周辺の村落をすべて練兵場に変えさせるという挙に出ている。父親の生家も祖母の墓場もすべて軍の戦車によって破壊され、跡かたもなくされてしまった。」(J・フェスト、1963年、18頁)

19:11:09
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

「…しかし、いくつかの事跡から判断するに、彼がそれまでも父親に対して感じていたはっきりしない攻撃性は、今や明らかな憎悪に転じた。… 」フェスト

18:11:06
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

彼によれば、 「このような事情が明らかになったことに対してどのような反応が彼の息子、今まさにドイツにおける権力を握らんとするこの息子の内に起こったかを推測し得るものはあるまい。… 」フェスト

17:10:59
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

ヒットラーの中の父親に対する子供時代の憎悪はユダヤ人憎悪にはけ口を見つけたという考え方とは全く逆で、フェストは、ヒットラーは成人の後、1938年になって父親を憎み始めたので、それは彼がフランクから父のユダヤ系の血筋を知らされた後であると考えているのです。

16:11:06
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

何よりも子供の非難から両親を護る事を重視する教育的な態度の為に、奇妙きてれつな心理学的解釈が生まれる事があります。たとえばフェストは、1938年父親のユダヤ人出自に関するフランクの報告を受けて後はじめてヒットラーが父親に攻撃を感ずるようになったと考えています。

15:10:57
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

…しかしそれを考えに入れなくても、父親の中には、対外的に本当に進歩的な考えでいながら、自分の子どもたち、時にはその子どもたちの中のたった一人に対してだけ自分の子ども時代の歴史を繰り返す人がいるものです。

14:11:04
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

…なぜなら「彼の父親はまったく掛け値なしに(!)進歩的な意識を持った人」だったから。 イエッツィンガー言うところの進歩的な意識にはもちろん疑問があるでしょうが、…

13:10:57
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

いかにも特徴的なことですが、イエッツィンガーはヒットラーが自分の苦い真実を語っているのを「バカ話」だと言い、ヒットラーは「決して」「虐待された子ども」ではないし、「素直でない反抗的な少年」は殴られても「当然だ」と主張しています。

12:11:07
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

私はこの部分にひどくこだわっていますが、それはこれが私に、伝記というものが両親を守るためにどれほどねじ曲げられてるものかをはっきりと教えてくれるからなのです。(「魂の殺人」--アドルフ・ヒットラーの子ども時代--)

11:11:00
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

(*レイ・E・ヘルファーとC・ヘンリー・ケンペが1979年『殴られた子』というタイトルで編集出版した論集は多大な知識と共感に基き、乳児に手をかける動機をわかりやすく解説してくれます。)

10:11:04
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

もしアンジェラが「厳格な父親」を怖がっていたはずだとすれば、アロイスは彼が描いているような温和な人柄ではなかったのだし、逆にもしアロイスがそれほど温和な人物だったのなら、アンゲラが怖がるはずはないではありませんか。

09:11:00
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

無意識裡にはもうちょっとよく分かっていたらしく、彼の記述には、明らかな矛盾があります。…

08:11:09

2016年12月19日(月)

alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

とにかく、アドルフ・ヒットラーが幼い頃に体罰を加えられていたことを信じられない方があれば、上に引いたイエッツィンガー著の伝記の一部が確かな証拠になってくれるはずです。本来イエッツィンガー自身はまったく反対の証明をしようと考えていたわけですが---少なくとも意識としては---。

23:10:58
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

しかしつい先ごろまで医師としての守秘義務によって(少なくともスイスでは)その類のことを漏らすことははっきりと禁止されていましたし、それがなくなった今でも医師たちはまだ習慣的にかそれとも「礼儀上」口をつぐみ続けているのです。

22:11:11
alice1923miller

アリス・ミラー_bot @alice1923miller

おそらく、小児科医が日常見聞きしている事をなんでも腹蔵なく話せるのであったら、その類の話はもっとたくさんになるでしょうが、…

21:11:03